初々しき旅人の、あやしう侍れば_(2)
我が懐かしき駅舎は、その当時から無人駅だったけど、今も現役。だから、近隣の方には日常風景ね。....どのくらい昇降客が居るのか知らないけど。ナビの言うままに走っていたら、何だか見慣れた景色が。「そこに駅があるから寄るね。」って車を向けたの。 「懐かしき」と云っても、大人になってからも車やバイクで結構訪れてたのだけど、初めて訪れたのは16歳の春休みのこと。自転車での独り旅で、日が沈んで、酷く寒くて、途方...
運が良いのか悪いのか_(1)
7月末日から夏休みを貰えたので、我が老母を引っ張り出して、今年二度目の家族旅行へ!.....しかしその母は、余りの暑さに、辿り着いたホテルで寝ているだけとなりました。スマンな母上さま。倅さん&娘さんはホテルのプールで沢山泳げて、すっかり真っ黒さん。お泊まり出来て楽しかったみたいでそこは良かったよ。海は直ぐそこにあるのだけれど、遊泳禁止なのでかえって人がいない。私は砂浜をひとりでブラブラしてました。 ...
トとシとデゴイチと「梅小路蒸気機関車館」_その五
「ほら、ヒロと一緒だよ!」....申し訳ないが、家族旅行での鉄道ネタは未だ続く。勿論、上の台詞の担当は私だ。ヒロというのは「機関車トーマス・伝説の英雄」に出て来る日本の機関車で、それはまさにD51型機関車だ。大まかに云うと、D型(動輪が左右4つずつ)は、貨物や山岳コースに使用された。駆動輪を増やして、力が重要な路線に使われたわけですね。(合ってる?)なので、このD51-1号車は長野県の木曽地方で使われていた様だ。...
シゴナナイチと「おおい....梅小路」_その四
前回から変転した転車台。 .....ん?古めかしい転車台のある場所を訪ねて、「ソドー島の機関庫と同じでしょ!?」倅さんにそう云いながら、燥いでいるのは私なのであった。 今は「京都鉄道博物館」として、蒸気機関車以外も展示されているが、この時はまだ「蒸気機関車館」だった。先にも触れている「C571よ永遠に」(だったか)では、山口線から牽引されてきたC57-1が、此処で修復作業をされていたのだった。「ほら、ほら!」.....
The Long Run_「大井川鐵道」 _その参
大井川鐵道に行ったのなら、このトロッコ列車に乗って更に奥の井川方面にまで行き、奥大井湖上駅とかを見るべきなのかも知れないのだが、そこは幼子連れた家族旅行、「蒸気機関車で充分。」という事で速やかに却下されたのだった。これ、踏切の遮断機をワザと入れているのだけれど、鉄道写真的にはダメなんだろな、きっと。 戻りの列車では、相方も倅さんもお昼寝タイムでグーグー寝てるので、私はムービー担当として車窓の風景...