少年は自由に向かってため息をつく
田舎の子供だった僕の移動手段は、徒歩か自転車。ランドマークは、小さな壊れかけたポンプ小屋だった。小学生の僕には、その先に見えている鉄塔と、大きな水門は、1人で訪れてはいけない危ない場所だったから、そこは夕陽が沈んでく場所で、冬の澄んだ空気の頃には富士山が遠くに見える側だった。 高校生になって写真部に入った。詰めてあったのは、学校の暗室で現像出来るモノクロフィルム。何か「素敵なモノ」や「印象的なモ...
出る時には出るんだからな!
一応前回の記事と繋がるけど、かなりな雑文で申し訳ない。 (...何時もか)前回の場所は(ホントはあんまり広めたくないんだけど)、青森県の岩木山麓のとある施設。(とある?)バイク乗りにおなじみの「ツーリングマップル」には、キャンプ場として載っていなくて、私もたまたま辿り着いたんだ。そして、その初訪問時に「お風呂はどうする?」って聞かれたの。すぐ近くにある温泉からお湯が引かれているので、施設の浴場は源泉掛...
風景の中の自分の気配
また古い写真を引っ張り出しちゃったよ。----まぁ1週間くらいの制約ありな「基本・テント泊」で、 シンプルに「寝られりゃぁ良いのよ」ってスタイル。----前回の記事で書いている、その時のひと風景。自分の本稿「往来眺眼装置」の中の「旅往来記〜東北往来」 (.....また誘導してる?)と云う頁で書いているのだけど、東北廻りで毎回の様に訪れていた、お気に入りのキャンプ場での写真。向こう側に白い立派な校舎が建って...