白地に青・赤・黄色_(11)
山下公園もいよいよ端の方へとやって来た。変わらないね氷川丸。ずっと以前に、この甲板でのイベント手伝いをした。ホントに右も左も分からなかったし、その頃はヨコハマ市民ではなかったので、「朝7時に来い!」と云う命令はとても哀しい思いだったのだが、若造の私に逆らう余地などないのだった!普段なら、余り入る事の出来ないと云う船室でお弁当を食べた。そのこと以外、私は何だか切なかったので、その仕事の延長線から外...
Ein unausgereifter Geist 〜 私的青色_(10)
赤い色した造形物(通常なら郵便ポスト)に心乱されるパターンは、そろそろ終わりにしなければ! (...何を言ってんの?)そう思いながら更に海沿いを進んで行く私。だって、空も海も、今日はこんなに青いじゃない!.....ええと、赤い色は精神を高揚させ、青い色は鎮静化させる効果が有るそうな。なるほど、青い橋を渡りながら、私は少しずつ落ち着いていくのだった。.....多分。「あ、自転車オイサン!」オイサンが行き過ぎると...
赤い色に心乱れる〜ワタクシ的戸惑い_(9)
鼻歌まぢりのままランドマークを背にして、人の流れに紛れ込む様に赤い建物へ向かった。「思ったより、人の気配が無いね。」....いや、皆、広場に出来た「Christmas Market」なる場所へ吸い込まれていくのだった。未だ昼前なのに、「○○は売り切れましたぁ!」スタッフさんがアナウンスしている。 ほえぇ〜。(○○が丸々聞き取れない...。)御蔭で、何時もなら沢山の人がいる筈の煉瓦倉庫は、何だかひっそりとしていて、さぞかし「...
Ein beflecktes Herz 〜 何か拗らせてる?_(8)
覗いてくれる方にとっては、「どうでも良い事」なんだろうけれど、書いてる事が、私的徘徊・或いは雑記に近く、カメラやら写真的要素が無いんじゃないの?途中でそう思ったんだけど、コレばかりは仕方が無い。(何故?) そもそも、近頃手に入れた「SWC/M」を持って出掛けよう!それが御題目で、最初こそチョロチョロッとカメラに触れてたけど、気付いた時には「何時も通り!」の雑文になってたの。まぁ、恐らく大丈夫だと思うんだ...
Eine Fälschung, die vorgibt, echt zu sein_(7)
「お膝が痛いの。」などと云っているG君(注;じいちゃんでは無い)は、此処で漸く海を見ていた。ほら、また耳の奥でユーミンの声がぐるんぐるんしちゃうんじゃないの!?でも、先日の場所とは違っているので、いつも通り、耳鳴りがキーンと鳴っているだけだった....。取りあえず年末中ずっと暇々人なので、こうして彷徨い出てるけど、あくまで昼の間だけで、そんなに長居は出来ないのだ。 何度も繰り返しているけど、「留守番主任...
花の咲く家〜彷徨うG君の左膝_(6)
山手公園から、もう少し先のイタリア山まで足を延ばしてみようかしら?そう思ったのだけれど、また元町・中華街駅方向へ足を向けた。気象台で数枚撮ったけど、見事に近距離でのピント外れ....。流石にビューモニターでは正確な所までは判らないわ。右方向へ折れて、港の見える丘へ向かったら、眩しいくらいに黄色。イギリス館前には綺麗に花壇が整備されてる。でも建物方向を見ると見事な位に逆光で、どうにもコントラストの怪し...