眺眼装置の思いつき

公園坂を経由して〜冷えた手の中の温もり(14)

 空が広い通りは、小綺麗で立派な建物が並んでいる。企業のものも、個人宅も、みんなお洒落で立派なんだ。これぞ、まさに「山手」オサレな空気の中を、ヨタヨタ徘徊者は歩いていくんだ。 ううう.....。 何が在るという程ではないのに、カトリック山手教会を右へ曲がった。大きな木で二股に分かれた左の入り口は、フェリス女学院の体育館の在る場所らしい。間違っても(?)そちらへは入れないので、「おぉ〜、立派な樹だねぇ〜」な...

呼吸する合間〜静寂と木漏れ日(13)

 外交官の家から、隣のブラフ18番館へ下りていった。あれ? なんか小さくない?....などという、どうしようもないボケをひとつ挟んでみましたけど、こういう場所を写している時には、要らないですか? 要らない? .....あぁ、そうですよねぇ!? 仕方がないんで(?)、キチンと振り向いて、近づいてみた。あぁ、コレだねぇ。 わたしゃぁホントにこういう建物が好きだよ。.....あぁ、普通の感想よねぇ。そうは云っても、一応此処...

トンネルの上の静かな庭園_(12)

 どうにも左膝から腰が痛むんだ。丘を避けて、平坦な海沿いコースを歩いたのに。以前は真夏に6・7時間くらい平気で歩いたのに。暑すぎてのぼせたわけでもない、冬空の散歩なのに。2年前に痛めた腰が、私の「ガラスの左膝」に連動して痛むんだ。でも、「きっと運動不足に違いないんだ!」....そう思い込む事にして、今回の私的横浜徘徊集の締めに向かった。(違う_俳諧_なら良いのにね....。) Webの世界では、とっくに話題に乗...

白地に青・赤・黄色_(11)

 山下公園もいよいよ端の方へとやって来た。変わらないね氷川丸。ずっと以前に、この甲板でのイベント手伝いをした。ホントに右も左も分からなかったし、その頃はヨコハマ市民ではなかったので、「朝7時に来い!」と云う命令はとても哀しい思いだったのだが、若造の私に逆らう余地などないのだった!普段なら、余り入る事の出来ないと云う船室でお弁当を食べた。そのこと以外、私は何だか切なかったので、その仕事の延長線から外...

Ein unausgereifter Geist 〜 私的青色_(10)

 赤い色した造形物(通常なら郵便ポスト)に心乱されるパターンは、そろそろ終わりにしなければ! (...何を言ってんの?)そう思いながら更に海沿いを進んで行く私。だって、空も海も、今日はこんなに青いじゃない!.....ええと、赤い色は精神を高揚させ、青い色は鎮静化させる効果が有るそうな。なるほど、青い橋を渡りながら、私は少しずつ落ち着いていくのだった。.....多分。「あ、自転車オイサン!」オイサンが行き過ぎると...

赤い色に心乱れる〜ワタクシ的戸惑い_(9)

 鼻歌まぢりのままランドマークを背にして、人の流れに紛れ込む様に赤い建物へ向かった。「思ったより、人の気配が無いね。」....いや、皆、広場に出来た「Christmas Market」なる場所へ吸い込まれていくのだった。未だ昼前なのに、「○○は売り切れましたぁ!」スタッフさんがアナウンスしている。 ほえぇ〜。(○○が丸々聞き取れない...。)御蔭で、何時もなら沢山の人がいる筈の煉瓦倉庫は、何だかひっそりとしていて、さぞかし「...

Ein beflecktes Herz 〜 何か拗らせてる?_(8)

 覗いてくれる方にとっては、「どうでも良い事」なんだろうけれど、書いてる事が、私的徘徊・或いは雑記に近く、カメラやら写真的要素が無いんじゃないの?途中でそう思ったんだけど、コレばかりは仕方が無い。(何故?) そもそも、近頃手に入れた「SWC/M」を持って出掛けよう!それが御題目で、最初こそチョロチョロッとカメラに触れてたけど、気付いた時には「何時も通り!」の雑文になってたの。まぁ、恐らく大丈夫だと思うんだ...

Eine Fälschung, die vorgibt, echt zu sein_(7)

「お膝が痛いの。」などと云っているG君(注;じいちゃんでは無い)は、此処で漸く海を見ていた。ほら、また耳の奥でユーミンの声がぐるんぐるんしちゃうんじゃないの!?でも、先日の場所とは違っているので、いつも通り、耳鳴りがキーンと鳴っているだけだった....。取りあえず年末中ずっと暇々人なので、こうして彷徨い出てるけど、あくまで昼の間だけで、そんなに長居は出来ないのだ。 何度も繰り返しているけど、「留守番主任...

花の咲く家〜彷徨うG君の左膝_(6)

 山手公園から、もう少し先のイタリア山まで足を延ばしてみようかしら?そう思ったのだけれど、また元町・中華街駅方向へ足を向けた。気象台で数枚撮ったけど、見事に近距離でのピント外れ....。流石にビューモニターでは正確な所までは判らないわ。右方向へ折れて、港の見える丘へ向かったら、眩しいくらいに黄色。イギリス館前には綺麗に花壇が整備されてる。でも建物方向を見ると見事な位に逆光で、どうにもコントラストの怪し...

冬の花〜思いは裏腹_(5)

 ライトアップ用の飾り付けをされた建物も在るけれど、そんな時間には幾ら暇人(私)とはいえ呑気にやって来る自由はないのだった。まぁ、その辺は何度も述べているが、きっと他の方が上手い事やってくれるに違いない。....う〜ん。昼日中にふらついてる暇人(私だって)の癖に偉そうだわ。 明治期の洋館とか大好き!でも、写真を撮る時にそれだけ撮ってても「何か違わない?」と、悩む。綺麗なモノを撮っても格好いいモノを撮っ...

山手では、虻も蜂も兎も捕れない_(4)

 今日も天気が好いから、たとえ少しでも歩いてこよう。オイサン的ワタクシはそう思って、慌ててバックにカメラを詰めだした。ここで不純な心が芽生えてしまったからイケナイ。「SWCだけでなく、503CXも持ち出そう。」.....今日の私は、そこからしくじっているんだった。 前回は2台目として、CONTAX T3にモノクロを詰めて持っていった。全然拘らないから兎に角撮っておけ! と云う時の形。今回はフィルムの残っているR6でも良い...

視線の端に意識されている部分_(3.5)

 今日は好い天気!でも、留守番担当としては、洗濯して掃除して、子供にご飯を食べさせている内に終わるのだ。むむむ....。 そんなわけで、先日の別カットを2枚ほど。以前にも触れているけれど、デジタルバックは「データとしては」横向き長方形で記録されている。今までの500シリーズでの撮影だと、フォーカシングスクリーンの広い枠の方にあたるんだけど、私はハッセルさん撮影では、デジタル仕様でも真四角で考えているので...

元町に不敵な笑みを浮かべた徘徊者現る_(3)

 競馬場跡から山元町4の信号渡って真っ直ぐに進み、「鷺山竹之丸通り」に向かった。信号を左に曲がって「山手本通り」を行けば、やがて西洋館や外国人墓地横を通って、元町に辿り着けるのだけれど、歩くにしてはそこまで楽しくはない。(バスに乗ると通るルートだ。 そう、乗るべきだ!)と云って、私が歩いて行った竹之丸コースが楽しいかと云うとですねぇ....、う〜ん。 住宅地の中の抜け道的なもので、特別な何かがあるわけ...

●を見ていた午後_(2)

 まずは謝らなければ。昨日・今日の記事タイトル、荒井(松任谷)由実さまファンの方なら既にお気づきですわね....。スマヌのだ。決して馬鹿にしたりはしてませんからね!昨日のタイトルは、記事内に書いているけれど、私の年上お姉さんへの恋ごころ(むむ?)に刻まれた「海を見ていた午後」の歌詞の一節。そして今日はそのままタイトルを使わせて頂くかしら?と思いながら、やはり一部は伏せたわ...。まぁ、「海」見てないし。見...

坂を上って今日もひとり来てしまった_(1)

 久しぶりに「根岸」を訪ねた。と云うと、写真好き・猫さん好き・下町好きな方のイメージは「谷根千」の根岸なのかしらね?(あ、あれは「根津」か!? 根岸は台東区・鶯谷駅の東側だ。) でも、今日ダラダラと歩いてきたのは、「皆が思い描くヨコハマ(?)」からちょいと外れた所にある根岸で、JR根岸線の山手駅から、広い公園と古い建物を訪ねた。 ご近所というわけでもないので、本当にたまに訪れる場所だ。(本稿「往来眺眼装置...

Blau - Grün - Gelb〜焦点ずれずれ_その参(終)

 子供と散歩での写真で記事3日間なのね....。今日の横浜は結構な雨が降り、ところによっては雪がちらついたらしい。寒い1日だったわ。 さて、春には草花が芽吹いていた公園は、鉄塔工事の為に工事車両用通路が横切ってた。天気の良い日曜日、それなりな人が居るかと思ったら、数組の親子連れだけだったよ。冬の陽射しは横殴りで眩しいけれど、夏の写真とは違う色合い。 公園の真ん中のロープツリーの下に潜って、ノーファイン...

Unscharf〜焦点ずれずれ_その弐

 子供たちがドンドン歩いて行ってしまうので、私は少々アタフタとしながら、SWC/Mに手こずっていた。感度は400に上げたので、二つばっかり絞る余裕は出来たけれど、やっぱりCレンズはちょいと面倒くさい.....。解っていた筈なのにね。 裏路地から表通りに出る辻にある御地蔵様にお祈りして、それからお写真を撮らせて頂いた。「失礼をば致します。」良〜く見ると未だ幾らか前ピンだ。(.....この大きさだと誤魔化せるけど。)自...

Brennweite〜焦点ずれずれ_その壱

 カメラを写してばかりいてもどうしようも無いじゃない?大体、ブツ撮りはいつもチョーテキトーなのに....。というだけでは無いのだけれど、子供と一緒に散歩に出た。こういう時って、撮影のテンポなんてモノは無視されるので、「なんだか取りあえず撮ってみてるんだかんな!」そんな写真が出来上がるんだ。うん、まさにそんな写真を今日は御覧にいれましょう。(.....いつもと一緒か....?) SWCのピントは目測。これは私、過去...

名残惜しくて離れられない

 私の「本稿」として未だにホームページなるモノが在るんだけれども、昨年末から「取りあえず暫くはブログをちゃんとやってみよう。」と、扉の見出しだけ月一更新状態。でも、各項目毎に纏めているから、書いたモノ・上げた写真がブログみたいに流れていかない。自己満と独りよがり満載なのだけど、やっぱり気持ち的には向こうが「本稿」になるのよね。 さてさて、何故にまた本稿宣伝なんですか?と云う事なんですけど、えぇと、...

なんか佳いこと有ったのかしらん?

 え〜っと、実のところ届いた時には「やっちまったぁ〜....。」そう思ったのよね。色々と思い違いしていた事もあって、前もって準備した物の中には完全に外した備品もあったりしてさ。毎度毎度、「もう少し落ち着いて確認しなさいよ!」なのである。 そんな興奮状態でとうとう購入してしまったのが、左の「SWC/M・前期型」いやぁさ、何時かは手に入れたいとは思っていたけれどさ.....、そんな余裕が何処にあるのよ?!しかも本当は...

なんか佳いこと無いの?

 ずっと池袋に、基本・朝から晩までコース・にて通っていた。今回のそんな仕事もやっと終わって、自由人的暇々人Aに。スイマセンが仕事納めなんですよ、私ったらもうねぇ。......。忙しい時は阿呆みたいに忙しいんだが、大して売れっ子で無い私などは暇々人率が高いわけで。と云う事は、収入はそれなりなのよねぇ,,,,。それなのに、働いてる時に溜まったストレスが解放された時に、「衝動的行動」に走りやすいわけですよ。自制心...