眺眼装置の思いつき

白黒奈良〜NaraChrome _(7)  石と戯れる

 少し広い空間が在ると思うと、苔や草に埋もれた感じで大きな石。建物がそこにあった印。 これは、春日西塔跡の礎石。 以下、奈良国立博物館さんからの引用。西塔は永久4年(1116)に関白の藤原忠実(ふじわらのただざね)によって、東塔は保延6年(1140)に鳥羽上皇(とばじょうこう)の本願によって建立され、西塔は「殿下の御塔」、東塔は「院の御塔」と称されていました。治承4年(1180)、平重衡(たいらのしげひら)によ...

白黒奈良〜NaraChrome _(6)

 私、昨日は仕事でヘマして悄気てたの。「舐めてんですか?」と言われたら、全く言い訳出来ないので、「舐めては無いけど御免なさい.....。」謝る時は素直に謝る。 それが一番ね。 反省 さて、奈良国立博物館方面へと進んで行き、掃除中のリヤカーなんぞを撮ってみる私。此処の道筋はそれ程人がおらんのじゃった。でも、これから向かおうとする参道方面は、何だか嬌声が響いているんだった。そこに現れやがったな、鹿さんめ!...

白黒奈良〜NaraChrome _(5)

 また暫く、都内某所に出没中。先週までは浜松町に通ってましたが、帰り道に「あぁ、東京タワーが見えるわ!」なんて思いながら、カメラを一度も持って行かなかったよ。今週から来月半ば過ぎまでは再び●●辺りに戻っての仕事。(場所は過去に書いてるけど)時間が早いのと長いのがツライのだけど、今回は1ヶ月だけなので暫くの我慢。でも、また写真を撮るという気力は全く無いだろうから、今回の奈良編が終わったらネタ無しかしらね...

白黒奈良〜NaraChrome _(4)

 「上ツ道・伊勢街道」猿沢の池の西南端から南に延びる路地がそれ。南に行けば、元興寺とその周辺の「ならまち」界隈へ。ほんの少し裏路地に入ってはみたものの、結局はその旧街道へを北へ進み、猿沢の池に出る事に。池の手前の小さな橋の下の川に、お地蔵さんの団体さん。「率川(いさかわ)地蔵尊」と呼ばれる、舟(?)に乗ってる様な方々。最初からこうして創られたのでは無くて、寄せ集めて来られたらしいのだけど、何で川の中に...

白黒奈良〜NaraChrome _(3)

 予め言っておくけど、お洒落な写真は無い。(断らなくてもお判り?)勿論、奈良の裏路地は、好い感じな街がチラホラ残ってるけど、そこを、アツイアツイ云いながらフラフラ歩いてる徘徊者(私)が、思いついた様にパチリパチリと撮ってるだけだもの。好い雰囲気なら、それは街の御蔭よね。お店として営業しているお宅もあるけれど、普通に生活されているお宅もある。他人様の家を撮りまくるのって、なんか変なんだけどねぇ。中まで入...

白黒奈良〜NaraChrome _(2)

  「白黒奈良〜NaraChrome」そんなタイトルを付けたけど、これ、しつこくまた書いちゃうんだけど.....。私的頁「往来眺眼装置〜旅往来記」に奈良の写真を纏めて、モノクロは「白黒奈良」、奈良のモノクロ写真で「ナラクローム」、そして、カラーは「色々奈良」と云うタイトルを付けたのね。それで今回はモノクロにしようと思って、そのタイトルを持ってきたわけ。 (過去記事No,70でも触れていた)いやぁ、実際にモノクロカメラ...

白黒奈良〜NaraChrome _(1)

 いつもいつも(倅君曰く)「拗らせた」タイトルを付けているけれど、今回の記事は、タイトルを統一して進行。 (考えるのが面倒くさいんだろ? と云うツッコミは無しね。)最初に、数回前に載せた写真をまた貼ってるけど、奈良散歩の写真をまたダラダラ(?)と書いてくのだ。....もう9月の半分も過ぎようとしてるんだけど、季節はあんまり関係ない内容なのでイイのだ。 私は奈良が好きだった。初めて行ったのは中学生の修学旅行...

年齢を経たから好奇心が薄れていくなんて信じられない _(16・終)

 「SWC(Hasselblad)で....」と云う今回のカテゴリーなのだけれど、最後はNikon F2とLeica M4-Pでの銀塩写真での纏め。まだまだデジタルなんてモノは「何それ?」状態だった時代。それでも撮影当時には、既に前時代・前々時代なカメラだったわ。まぁリアルタイムでは、とてもとても手に出来なかったからだけど、思いきって手にしたカメラだった。 (M4-Pは、M6Classicそして(新)MPへと替わっていった。) 丁度、大型二輪免許を取...

世の中はね、自分の思い通りにならない方が多いんだよ_(15.5)

 急激に忙しくなって、てんてこ舞い。「次で纏める!」なんてホザいてたけれど、私、またまた嘘をつきましたぁ。前回に、しかし、その最後の写真が......。そんな事を書いているけれど、以下その写真。 これまた何度も書いてて、しつこいんだけど、幾度目かの訪問で、初めて天守に入ったのよね。まぁ、これ、本物じゃないし。 (松江城は本物なのに何故か入らなかったぢやない?)今回は子供も一緒だったから家族仲良く登城して...

わが身を見たり、夏としなれば _(15)

 ボンヤリしてた。私、元から左膝周りが良くないんだけど、「このごろは調子良いわね〜。」なんて思ってたら、右足の親指の付け根が痛くて、歩きづらいったらありゃしない!「じゃぁ、休んでて下さい。」なんて甘い言葉は言って貰えないものねぇ。 ぶつぶつ。.....そんなボヤキは要らんわね。 さて、取りあえず昨日の続き。六角形の天井を見上げて、そのまま歩いて行くと下りへと変わる。時間差で登ってきた子供達の声が聞こえ...

このようにして、毎年私の夏が過ぎる _(14)

 家族旅行に行ったんだよ。 そんな写真を1枚。 まぁ、あんまり登場させたくは無いんだけど、頑張って階段を登ってきたよ。娘さんは、サザエさんに登場した通りの外観に、ちょっと感動してた。 以下、「会津若松観光ナビ」さんからの引用。------------------------寛政8年(1796)に建立された、高さ16.5m、六角三層のお堂です。正式名称は「円通三匝堂(えんつうさんそうどう)」といいます。(重要文化財指定名称は「...