記憶の隙間に

古い写真もそろそろネタ切れと云うか何というか、
そこまでしてのブログなのかしら...? う〜ん。
そんな疑問を右から左にして、取りあえず今日も更新するのだった。
昨日までの記事で文学好きっぽさを見せつつ、
その実態は当然ながら底が浅い。
旅をしながら何故この地へ自分は訪れたのだろう?
などと思った時に、何となく気付くわけです。
「あぁそういえば」
そんな感じで。
たまたま何かがインプットされていて、
でもそれは必ずしも小説とか詩とか短歌とか限らず、
TVで見た風景や写真だったりもするんだけれど。

函館も好きな街のひとつで、仕事があるなら引っ越したいと思ってた。
今となっては制約ありすぎて無理なんだけど。
この写真を撮った冬は仕事での訪問で、
どうしても散策したくて自腹での1日延泊での滞在だった。

五稜郭は仕事の合間に廻れていたので、
ハリストス正教会や旧函館区公会堂などのある元町界隈をふらつき、
最後は函館山に上がって満足していた。
立待岬まで行くと、啄木のお墓参りまで出来てしまうのだけれど、
この頃の私は、それほど啄木さんを読んでいなかったし、
函館に来る動機はそもそも出張仕事だったからなぁ。
....まぁ、無理に引っ張ってみるほどのネタでもないわね。

実はこのころ、結構色々と心が黄昏れてて、
折角ライカを使い始めていたのに、今ほど高性能でもないコンパクトデジ1台だけを持っていた。
潔かったわけではないのは確かだ。
M型ライカ1台でさえ鬱陶しいと思うようなココロだったんだろうな。
函館山の夜景を見に行かなかったのも、確かそんなココロのせいだったんだ。
なんか、変な事思い出して来ちゃったぞ...。
終わります。
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