北へ向かって吠えるのだ

先日も出張にて、かなり久し振りの札幌に行ったのだけれど、
仕事だと、行くのは札幌ばかり。
昨日の記事は、とても珍しい函館仕事での事なのね。
今は残念ながらバイクに乗れていないのだけれど、東北はかなり走り回っていた。
何時も独りテント旅だったので、バイクはとても合っていたのだけれど、
会社員だったので、休みをフルに使っても、北海道へはなかなか渡れなかった。
「いつまで経っても、これじゃ行けないじゃん?」
「たとえ数日の滞在でも良いから渡ってしまおう!」
ある年にやっとこさ決心したのだ!
(その時の旅は、本稿の「往来眺眼装置〜旅往来記〜雲と雨と緑と海」にまとめてあるので、
宜しければ見てみてください。)

その時、ようやく辿り着いた私的旅での北海道。
だけど、その後はやっぱり仕事で札幌に行くばかり。
仕事だから散歩出来れば好い位の日数だし、
それでさえドンドン減っていった。
自分も独り身じゃ無くなっていた。
「行ってみよう!」
そのノリだけでは行けなくなっていた。
「北海道に行きたいなぁ...。」
ずっと呟いていたら、
「家族旅行で行っても良い。」
お許しが出た。
まぁね、勿論独り旅ではないからね。
皆が楽しめるところに行かなくちゃね。

こっち?

いや、こっち?

ウォ〜!

「旭山動物園」
....ひとり旅だったら、絶対に立ち寄らなかった場所だよ。
富良野のラベンダーも咲いてて綺麗だったよ。

富良野は私が再び訪れたくて行ったのだけれど、数年振りなのに寂れた感が...。
「北の国から」の放映からも年月が経ち、
外国人も此処までは殆ど来ないらしく、ラベンダー畑の賑わいを考えると寂しい。
でも、
「また来たぜ」
そう独りほくそ笑んでいた私なのだった。
今年は恐らくこれで最後になるかしら?
皆様良いお年を。
来年は少しでも良くなっていく事を願いましょう。
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