風景に写し出したいもの。 最涯のバス停から

青森は下北半島の東北端、最涯の岬と呼ばれている尻屋崎の灯台。
寒立馬が居ることで有名だけれど、小さな食堂が一軒あるだけで、冬期と夜間は閉鎖される場所だ。
竜飛ほど演歌的でもなく、大間ほど観光地的でない。
私は何回訪れたのか....。
此処に来ると、
「旅が終わるんだなぁ。」
と感じていた場所だった。
本稿「往来眺眼装置〜旅往来記〜東北往来」の最後の方に同じ様な写真を載せている。
そこでもボヤいている、バス停越しに撮った写真。
灯台の写真、灯台の写っている写真、周辺の写真、勿論、寒立馬たち。
それはそれで撮っているから、この乗る人も殆どいないバス停の気配を撮りたかった。
構図的には、やはりもっと右から撮って、灯台の左側をもう少し開けた方が良いんだろう。
更に云えば、この曇り空の下、バスを待つ旅の女性がひとり立っていると.....。
それじゃ演歌的過ぎるかしらね。
ここで、そんな人に逢ったこと無いけど。
でも、「気配を写したい」なんて云う写真は、
本人(私)の思惑通りには撮れやしない。
仕方がないので、こうしてダラダラ文章がオマケに付くわけです。
<更に続く>
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