徘徊男の思い出し話 _ 吉備路編 _ その弐

<閑話休題>

 我がMacBook様が不調で、仕事専用へ移行していた旧型にWebやら諸々の設定を慌てて移した。
この旧型が一度ロジックボード交換をしているので、
また壊れるのを警戒して導入したのだが(といっても3年半前型)、
'16〜'17年辺りのBookは、本当に色々と不具合が多くて酷いんだ。
車ならリコール問題だろ!
となる筈の不具合なので、私は只今ご立腹中。
使えないのは困るのだが、アプリの関係で新しいのを買えばすむ問題ではないし、
直すにも、今のところは結構なお値段と言うことで大悩み。




<本題>

吉備路_007


 さて、ボヤいた後に今日の本題なのである。

備前の国というと古くは吉備国の一部で、焼き物やら日本刀の名産地の一つ。
古くから「鉄器の生産」が出来る上に、収穫も多い「上国」として優れた土地だったのだ。
だから、古墳は大きくて立派なものがあるし、間違いなく強力な勢力がいたのだろう。

そこをヤマトの国から
「比古伊佐勢理毘古命_ひこいさせりひこのみこと」
という人がやって来て従えちゃったと云うことで、その御墓はこの裏山の上にある古墳とされている。



吉備路_014

---これまた私的定番の、門を額縁扱いした写真だ---



ヒコイサセリヒコさんが吉備を治めたので、吉備津彦と呼ばれる様になり、
ミコトを祭る社が近場に二カ所も出来てしまったという。
なんとなく聞いたことのある話だったが、まぁそういう事らしい。



吉備路_009



 全然信心など無い私なのだけれど、古くからある神社などに行って思うのは、
やっぱり人々の心に「此処!」と云う何かを感じさせた場所なんだろうなと云うこと。

山の上の磐座かも知れないし、大きな木だったのかも知れないし、
日本の神様は何でも依り代として坐す訳だから。
そんなことを訪ねた時に感じたいなぁ、なんてボ〜ッとしてるくせに考える。



吉備路_008



秋空の下、天気も好くて暖かく、静かで良い場所だった。

...だが残念ながら持ち時間は決まっているので、
スタコラサッサともう一つの吉備津彦さまを祭る神社へと向かうのだった。



吉備路_015




   <この話は、もう少し続く>


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#ライカ#岡山#吉備路#神社仏閣