徘徊男の思い出し話 _ 吉備路編 _ その四
話はまだ続いているのだ。
「誰が期待しているわけでも無いんだもの、そんなに思い出さなくても良いのよ。」
という囁きが聞こえている気もするのだが、
そう言って止めてくれる人もいないので、結局今日も始めてしまうんだ。(なんの言い訳)
さて、鼻息が荒くなった私は、気持ちを静めながら裏手へ廻っていった。
裏手には階段では無くスロープになって斜面を下っていく回廊があった。
回廊を下っていくと、背後に人の気配が!?

......神職さんがいらした。 むむ。
入ってくる時に在った北隨神門だが、
北があれば、こちらには「南隨神門」が存在するのだ。

----回廊の途中に位置し、延文2年(1357年)再建当社諸殿宇中最古の建造物。(重要文化財)----
吉備津神社Web参照
そういう門だったらしいのだが、北も南も、門全体を撮っていないなぁ。
私的にはそこに繋がっている回廊の方が惹かれたからね。
回廊だって1579年再建で360mもあるらしい。
そんな回廊を、気を落ち着かせながら、鼻息で無く鼻歌を歌いながら下っていった。

横から見たら、長い屋根上建物が坂道を覆っているのだ。
丘の上には社殿の屋根が覗いている。

回廊は途中で御竈殿と呼ばれる建物側にも分岐していた。
そちらに、何か赤いモノが見えた。
あ、ブログ上ではあまり解らない話かも知れないが、
私はあの赤いモノが好きなのだ。
鼻歌を歌いながらウロウロしている怪しい徘徊者(私)は、
今度は謎の笑みを浮かべながら赤いモノに近づいていくのだった。
(....気持ち悪いねぇ。)

いやはや、この赤くて古い郵便ポストのデザインは秀逸だ。
そう私的主観で思っている。
近代的な街並みには今の四角なので良いと思うけれど、
やはり日本の建築や街並みにはこれだなぁ。 (_徘徊男ポストを語る_)
さぁ、興奮(?)も幾らか落ち着いた私は、再び車に乗り込み「鬼ノ城」へ行くか迷った。
神社二つの神様、吉備津彦がモデルとされる「桃太郎」。
そして鬼退治に行った場所とされるのが鬼ノ城なのだが、
他にどうしても行きたい場所が在ったので残念ながら断念し、
代わりに、また一駅分走った所にある別の城跡に立ち寄った。

ええと、公園みたいですけれどね。
周りに対して高低差もあまりないし、櫓やら何やら在りません。
田んぼの中の小さな集落にポツンと在る感じです。
しかし、そこに在るのは!

「首塚です。」
歴史・戦国時代に興味の無い人を連れてきたら怒られますな。
でも、ここは備中高松城。
羽柴さんだった頃の秀吉さんが、ここで毛利さんと戦っている間に、
本能寺で織田さんが明智さんにやられちゃったんですよぉ。
それに慌てた秀吉さんと、(信長さんがやられたの知らない)毛利さんは、
戦を止める話を始めて、この城を守ってた清水さんが切腹したのですよぉ。
その清水さんの首塚ですねぇ。
そんな大河ドラマの一場面の城なんですよぉ〜、すごいでしょう!?

.......。
きっと私を見つめる眼は白くなっているに違いない。
だから徘徊は一人でする方が安全だ。
鼻歌も歌ってられるからな。
そんな話を書いてるけど、読んでくれた人も冷え冷えとしているかも知れない。
しかしこの吉備路徘徊編は
< まだ続くのだ! >
「誰が期待しているわけでも無いんだもの、そんなに思い出さなくても良いのよ。」
という囁きが聞こえている気もするのだが、
そう言って止めてくれる人もいないので、結局今日も始めてしまうんだ。(なんの言い訳)
さて、鼻息が荒くなった私は、気持ちを静めながら裏手へ廻っていった。
裏手には階段では無くスロープになって斜面を下っていく回廊があった。
回廊を下っていくと、背後に人の気配が!?

......神職さんがいらした。 むむ。
入ってくる時に在った北隨神門だが、
北があれば、こちらには「南隨神門」が存在するのだ。

----回廊の途中に位置し、延文2年(1357年)再建当社諸殿宇中最古の建造物。(重要文化財)----
吉備津神社Web参照
そういう門だったらしいのだが、北も南も、門全体を撮っていないなぁ。
私的にはそこに繋がっている回廊の方が惹かれたからね。
回廊だって1579年再建で360mもあるらしい。
そんな回廊を、気を落ち着かせながら、鼻息で無く鼻歌を歌いながら下っていった。

横から見たら、長い屋根上建物が坂道を覆っているのだ。
丘の上には社殿の屋根が覗いている。

回廊は途中で御竈殿と呼ばれる建物側にも分岐していた。
そちらに、何か赤いモノが見えた。
あ、ブログ上ではあまり解らない話かも知れないが、
私はあの赤いモノが好きなのだ。
鼻歌を歌いながらウロウロしている怪しい徘徊者(私)は、
今度は謎の笑みを浮かべながら赤いモノに近づいていくのだった。
(....気持ち悪いねぇ。)

いやはや、この赤くて古い郵便ポストのデザインは秀逸だ。
そう私的主観で思っている。
近代的な街並みには今の四角なので良いと思うけれど、
やはり日本の建築や街並みにはこれだなぁ。 (_徘徊男ポストを語る_)
さぁ、興奮(?)も幾らか落ち着いた私は、再び車に乗り込み「鬼ノ城」へ行くか迷った。
神社二つの神様、吉備津彦がモデルとされる「桃太郎」。
そして鬼退治に行った場所とされるのが鬼ノ城なのだが、
他にどうしても行きたい場所が在ったので残念ながら断念し、
代わりに、また一駅分走った所にある別の城跡に立ち寄った。

ええと、公園みたいですけれどね。
周りに対して高低差もあまりないし、櫓やら何やら在りません。
田んぼの中の小さな集落にポツンと在る感じです。
しかし、そこに在るのは!

「首塚です。」
歴史・戦国時代に興味の無い人を連れてきたら怒られますな。
でも、ここは備中高松城。
羽柴さんだった頃の秀吉さんが、ここで毛利さんと戦っている間に、
本能寺で織田さんが明智さんにやられちゃったんですよぉ。
それに慌てた秀吉さんと、(信長さんがやられたの知らない)毛利さんは、
戦を止める話を始めて、この城を守ってた清水さんが切腹したのですよぉ。
その清水さんの首塚ですねぇ。
そんな大河ドラマの一場面の城なんですよぉ〜、すごいでしょう!?

.......。
きっと私を見つめる眼は白くなっているに違いない。
だから徘徊は一人でする方が安全だ。
鼻歌も歌ってられるからな。
そんな話を書いてるけど、読んでくれた人も冷え冷えとしているかも知れない。
しかしこの吉備路徘徊編は
< まだ続くのだ! >
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