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徘徊男の思い出し話 _ 吉備路編 _ その五


 「え〜っ、この話、まだ続けるんですか?」

今日も誰かがそう囁いている気がするが、
耳鳴りのしている私の耳には「キーン」という音が鳴るばかりだ。 (泣)


 さて、鬼退治(?)を諦めた私は、更に西へと向かった。
生まれ育った田舎町が古墳だらけだったせいで、古墳時代大好き人間と化した私は、
この吉備路辺りが古墳だらけだと云うことはもちろん把握していた。
「作山古墳」
「造山古墳」
歴史・古代編を好きじゃ無い人に、そんな名前を嬉々として語った日には....。
....アナタ、想像してご覧なさい。

しかし、鬼退治(?)を諦めたくらいだ。
大きすぎてただの小山と化した古墳は、今回は横目でチラッと見ただけで、
「どうしても行きたいの。」
と思いを募らせた場所へと向かったのだった。


吉備路_031

「 塔!」


そう五重塔なのである。
失礼ながら、こんな所にあんなに立派な塔が建っているのだ。
いや、寧ろ遮るモノの無い田園風景の中に建っている姿はとても美しい。
またまた鼻息を荒くしだした私は、不敵な笑みを浮かべて歩き出した。 (アホですな)



吉備路_034



 全国に国分寺は数あれど、その殆どは地名のみ、
あるいは残っていても、小さな現代の堂宇、更には場所も違っていたりする。
もちろんこの「備中国分寺」も建てられた時代のままでは無いけれど、
江戸時代には再建されていて、場所もほぼそのままだ。

....岡山、恐るべし。(畏敬)


吉備路_039



 この「塔だけ写真」が続いてしまうので誠に申し訳ない。

私もその気持ちを切り替えるべく、
また国分寺さんに来たのだからと、一通り参詣した。(なんだか電球が可愛い)

視線の端にチラチラとしている塔を、一旦意識の外に置くべく努める。
平日とはいえ、季節的になのか他の見学者はほぼ居なくて、独り占め状態だったのだ。
鼻歌がまた出た。 (....やめてくれ)



気を静めて (それから鼻歌も止めて)、私はゆっくりと振り返った。


吉備路_036


 横山大観、あるいは東山魁夷、はたまた平山郁夫だったか.....。
しまった、失念してしまった。

日本画の大家が、この辺りで写生をされていたと云うことで、右に倣って写真を撮ってみた。


う〜ん.....、好い天気だなぁ。



吉備路_040




  < スマヌが塔ばっかりネタで、あと1回 >



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