Das Klagelied eines Mannes, der seine Stadt verließ

子供の頃は只の山林だった場所に公園が出来た。
20年位は経つんだろうか? 正確なところは判らないけど。
土日になれば子供を連れた家族が遊びにやって来る。

何処に居るんだろうね?
子供は何処かに居るんだ。
でも、みんな車でやって来ているから。
すぐ近所ではないんだな。

この公園に隣接した場所にも、施設などがあるのだけれど、
通常のお店を開いたりは出来ないから、一般的な観光地ではない。
地元の人からすれば、たまに催しがあるだけの公園だ。

一応、東京までの通勤圏だし、買い物も何とかなる。
ただ、人口は減っていないようで、その比率は高齢者ばかり。
就職先も限られてるし、当然子育て世代も少ないから子供がいない。
これって、地方では何処でも似たような事が起きているんだよね。
でも、学校がなくなったら、やっぱり子供を育てる人々はもう来てくれない。
じゃぁ、どうしたら良いんだ?
素晴らしく景色が良い山や海の側でもないし、大きな商業施設も呼べなかった。
税収も減っていくのに、学校は維持出来ないじゃない?

今までも色んな事は考えられてきて、国がお金をばら撒いてみたりしたけれど、
そこに住みたいと思うものがなければ、やっぱり人は居なくなる。
お金のばら撒きなら、
「田舎に子供と住んでくれたら、ひとりにつき年間200万円あげます。」
みたいな「住民雇用法」を制定するしかない。
そんな冗談みたいな方法、無理な話だものね。
妙案なんて思い浮かぶ訳も無い....。
Ich kann mir keine bessere Idee vorstellen.
Das Klagelied eines Mannes, der seine Stadt verließ
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