西の端から東の丘へ_<9>
宣言下の東の国へと戻って来て、取りあえず仕事の片付けをしに、東京は中央区のとある街へ。
一昨年の秋にひと月通っていたというのに、駅を出ていきなり道を間違えた。(....情けない。)
そして、今後の対策と云うか段取りと云うか、
上の方々の決断と発表を待つだけの下々の者(私)なんだな。
<本題>
坂の下まで行きながら、何故かその先の街並みをパスしてしまった私は、
再び坂を上って駐車場へ戻る事にした。
上の方からは元気な子供達の声が聞こえる。
そういえば、幼稚園らしきものの脇を通ったな。
以前ここに来た時の私なら、
きっと何も反応もせず、その声すら聞こえていないだろう。
じゃあさぞかし子供好きかというと、
....そこは微妙なんだけどね。

坂を上りきってまたザビエル教会へと戻ってきた。
ボンヤリと見上げて、
「また遠くまでやって来たんだな。」
独り言と少し溜息。
結局、また慌ただしい訪問だよね。
子供を抱いたマリア様がいらしたけれど、
居住棟側へは立ち入れないので、正面には廻れない。
う〜ん。
失礼ながら、隣の植え込みに頭を突っ込む形で撮らせて頂いた。(無茶苦茶怪しい人物よね)
お顔が重なってしまったけれど、その辺は良いんだ。
電線が一本横切っていたので、それだけは消した。
そして一応祈りを捧げつつ福岡への帰路についたのだった。

1ヶ月振りに自宅に帰ってみれば、不意に休日になってしまったわけだが、
折角の連休だからといってフラフラするのも憚られる様な状況。
まぁ本来は仕事だった筈だしなぁ。
少し向こうの公園まで家族で散歩に出た。
父親だけ遠い海なぞを見に、ひとりフラフラしてきてスマンなぁ。
<終わり>
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