大阪〜上がったり下がったり_その六


 「何を頑張るのだ?」

そう思った方は賢明だわ。
こいつ阿呆だな....。
そう感じながらも覗いて頂いて有難う。(どれ程いるのかしらね?)


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 次の第3坂に着いたのだが、私は階段を上っている。
いや、階段だって良いじゃないの?
と思われるかも知れないのだけれど、
所謂、名のある坂はこの階段の隣の坂なのだった。

隣の坂の名は「愛染坂」。
当然の様にその下へ立ったのだが、
「こりゃなんか違うなぁ。」
そう感じて、隣の神社への階段を上り始めた。



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 「大江神社(四天王寺七宮)」の境内に出た。
お邪魔させて頂いたのでチャンと参拝。

奥の方に行ってみると、合祀されている小さなお稲荷さんが在り、
その横に狛犬さんがいた。
そこは建物は無くて、土地自体が神様の依り代らしい。

えっ?
狛犬?
何故にタイガースのトラメガとかあるのかしら?
そう思ったら、コレ虎なのね。
狛虎....。

今年はタイガースが頑張っているので、お願いしがいがあるねぇ。




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 境内から南側を望むと、ハルカスがドーン。

また悪態をつくけれど、これじゃ只の積み木じゃないかい。

でもあくまで「ビル」なんだから他にどうしろと?

そうなんだけど.....。
今更わざわざドデンと建てたのに、
なんだか中途半端なデザインだなぁと感じたのだ。
まぁ、あくまで私的意見ですからね。



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 神社北側の鳥居を出て、スルーした坂の名の元になった「愛染堂勝鬘院」に。
見た事はないものの名前は知っている映画「愛染かつら」
その「かつらの樹」はここに在ったのだ。
人々の病気平癒の為に6世紀に建てられたと云う事で、
やはり此処も聖徳太子と推古天皇に由来があるとの事。

勿論その頃の建物は無いのだけれど、
裏側に回ると建っているのが重要文化財の多宝塔。
文禄3年に秀吉さんによって建てられたと云う事で、
大阪で一番古いのだそう。
過去に1度は国宝指定されたこともあったらしいが、そこは不正確。

....むむむ、50mmでもデジタル枠に収まらない。



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 紫陽花にピントを合わせてみたけど、好い感じにならないので、
灯台の時みたいにノーファインダーで下から撮ってみた。
当然ピントはズレたけど、柵にあたってまぁそれなりに。
もう少し絞って撮れば良かったかな。

感度を上げれば速いシャッターを保てるのに、
これまた面倒くさがって感度100を維持し続けてるのだった。
そこはデジタルっぽく無い所作なのね。



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 さてさて、暑い中を歩いてきた散歩だったので、
この日は此処で切り上げて続きは翌日に。
坂からちょっと離れて歩いてみるんだ。

とりあえず平日になるので、
テレビで「混んでます混んでます」と煽っている場所と状況は避けられるだろうと。
そう、住民ではないのだから、
散歩だからってウロウロするのも気を遣わないといけませんわな。



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 愛染堂を出る時にいたのは御太子様の飛び出し坊やだった。
色々と気を付けて生きていかないとイケナイですねぇ。
ホントに。
(私が云っても、説得力無いけども)


 
 明日は更に南に下った場所からお送り致します。




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#ハッセルブラッド#大坂#天王寺区#坂