大阪〜上がったり下がったり_その拾弐 (終章)

 長々と引っ張ってきたけれど、大阪編は今日で終わり。
勢いで書いてたけれど、この後はまたネタがないので、
暫く大人しくなるかと思うよ。 


 人の居ない新世界から抜け出て、後は残った坂道を上り下りして帰ることにした。
え〜と、あと幾つあるんだっけ......?

四天王寺から下ってきた国道に出て、交差点で松屋町筋を北に向かった。
最初の第1坂道を下った時に出た筋に戻ったのだね。
ほんの少し行った所で「天神坂」に着いた。



20210607_Osaka_127



 その坂の名、天神様は何処なの?
そう思ってよく見たら坂道よりも良さげな階段がある。
上った先が安居神社(安居天神)さんだった。
それ程広々としているのでもないけれど、
緑が濃くて、静かなこぢんまりとした神社だ。

 ん?
誰か居てはるわ。
よく見ると
「真田幸村(信繁)公像」



20210607_Osaka_125



 大坂の陣で戦いに敗れて此処で休息していた幸村さんが、
相手方の武将に首を討たれた「終焉の地」とされているのだそう。
東軍の島津さんから、敵ながらも
「日本一の兵」
と云われた武将で、大河ドラマの主役になってましたね。
フムフム。



20210607_Osaka_130



 神社の向かって左側の石段を下りると、天神坂へ戻れた。
坂自体は今までの坂よりも明るくて広々とした感じ。

このまま上って行って、さぁ帰ろうかな?
そう思って携帯で地図を見た。
前日に終わらせた坂(愛染坂)と殆ど離れていなくて、
その間にもう一つ坂があるのだった。
かなり暑くなっていたのに、飲み物も取らずに歩き続けていたので、
後はその坂を上るだけにして少し横移動。



20210607_Osaka_132



 「清水坂」は大阪市内に唯一の滝がある清水寺の名がついている。
(で、寺の見学はしなかったのね。)

あぁ、短いけれど、この坂は夕陽時に来るとホントに良いのかも知れないな。
冬の空気の澄んだ時の夕暮れ時にね。 そう感じた。


 そんな大阪での不意に出来た休日散歩の写真を、
何だか12回にも渡って書いたけれど、これで終わりなのだ。
読みづらくて、何言いたいんだコレ!? 
と云うのは何時ものことなので御免なさいね。



 帰京して今度はまた暫く都内通いになりました。
昔からあんまり好きな街じゃないけど、仕事があるだけ良いからねぇ。



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で、そこでの坂道。



 <お終い>



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#ハッセルブラッド#大坂#天王寺区#坂