きょうの空模様 _ その六

 
 観光地で人気があると云えば、
春の桜とか、秋の紅葉が二大ピークでしょうね。

勿論、私も当然その素晴らしさは理解してる。
けれど、仕事柄、暇な時期って世の中とズレているし
(まぁ人となりもズレているし)
余りその時期の旅は出来なかったのね。

でも、新緑の緑鮮やかな風景とか、夏の雲の風景とかも好きだな。
陽射しを透過させた葉の紋様なんて、写真的定番風景だけど、やっぱり撮っちゃう。


東福寺行き_081



 電柱の土地名を見たら、
「月輪」と書かれていたので、ちょっと疑問に思いながら、
奥の方にある場所を目指した。
(前回の最後の写真の奥の方に進んでいる。)

「ツキノワ」名に何故反応したかというと、
鎌倉期から江戸時代に掛けての天皇の陵墓が在る場所だから。
そして疑問に思ったのは、頭の中の地図と
「場所が違くない?」と云う事なのよね。



東福寺行き_080



 奥の方に門があって、
最勝金剛院さんの墓地になっていた。

金剛院さんの建物自体はそれ程古い歴史は無さそうだし、
墓地自体はごく普通の一般のお墓の様だ。
観光シーズンで無ければ車で御参りに来られるし、
とても静かで好い雰囲気。



東福寺行き_071



 そんな明るい感じの墓地の奥に、赤いお堂が見える。

もしかして?

そう思ってお堂まで近づいて覗いてみたけれど、
何にも説明されているものは無いし、
やっぱり陵墓ではない。

「ツキノワ」
でも、ちょっとズレていた様だわ。



東福寺行き_074



 ホントはこの時、もうひとつ北側にある、
「泉涌寺」さんにも行こうかしら?
とチョイと迷っていたのよね。
そしてその泉涌寺さんの裏手に、
先に触れた月輪の御陵さん達が在るのだった。


時間的に無理ではないんだけれど、
暑さ対策で凄いのんびり歩いていたのに、
もうかなりな汗ダラダラ状態で、

「熱中症になったらマズいなぁ。明日もまた来られなくはないしなぁ〜。」
「御陵と云っても私的大好き古墳さんでは無いし......。」

そう思ってしまったら、もう歩けませんよねぇ。(根性無し!)



東福寺行き_077



 汗ダラダラ徘徊者は最勝金剛院さんの前に戻って、
自販機で冷た〜い飲物を補給。

反対側の斜面に小さな祠が二つ。
キチンと榊が活けられてる。

何が祭られてるんだろう?
神様は何処にでもゐるんだよね。


 一旦奥の方まで行ってきたあと、また境内の続きを廻る。
宗務本院、庫裏、そして方丈へ。



20210713_Kyoto_086



ベンチでは、2名の淑女が休憩中。
お庭を拝観出来るのだという。
でも、この汗ダクダク状態では何だかイケナイ事の様な気がして、
今回は遠慮しておきました。
(妙な気遣い?)

さて、いよいよ問題(?)の橋へと進むよ....。
おっと、中学生のグループが来たぞ。
もしかして団体さん御到来?  
むむむ....。

このグループだけでしたぁ。
しかも入り口から覗いて、引率の先生と戻って行ってしまったわ。

え、そんな扱いなの?

一応ね、私的徘徊の目的地なんだからね。
「大人1枚お願いします!」

いよいよ、次だよ!
(期待外れだったらゴメンなさいね。)



<まだ続くよ>




関連記事
スポンサーサイト



#ハッセルブラッド#東福寺#京都#神社仏閣