冬の花〜思いは裏腹_(5)

 ライトアップ用の飾り付けをされた建物も在るけれど、
そんな時間には幾ら暇人(私)とはいえ呑気にやって来る自由はないのだった。
まぁ、その辺は何度も述べているが、
きっと他の方が上手い事やってくれるに違いない。

....う〜ん。
昼日中にふらついてる暇人(私だって)の癖に偉そうだわ。


 明治期の洋館とか大好き!

でも、写真を撮る時にそれだけ撮ってても
「何か違わない?」と、悩む。

綺麗なモノを撮っても格好いいモノを撮っても、
それはそのモノが凄いだけで、
「写真的にはなぁ....どうなの?」って。



20211220_SWC-M_YHC_039



 だから何だか「映え」系は苦手。
絵に描くのとは違って、取りあえずは撮れてしまうからねぇ。

でも、上手いとか、格好良いとか、綺麗!
という写真は存在していて、
「撮っただけ」とは違うモノが再現されてる。

写真を好きな人は、きっとそれを感じ取れるんだ。
だから、
「上手くなりたい」って思うんだよね。

いや、暇人(....私)なのに偉そうだな、ホント....。



20211220_SWC-M_YHC_024



 昼の山手をウロウロしてる徘徊者が、そんな事考えていたかと云うと、かなり怪しい。
持っているカメラに罪は無いが、持っている人間が問題だった !?
頸椎捻挫気味な私の肩に、無意味に重さがのしかかる。
シャッターを押す度に、
「う〜ん....。」
そう首をかしげるのも、どうやらダメージを与えているらしい。

「首をかしげる様な写真しか撮れないんじゃ、しょうがないんぢやないの!」

そう囁く声が聞こえる。(そして耳鳴り)



20211220_SWC-M_YHC_043



 まぁ、今更ながらのマニュアルカメラに手を出しているのも、
自分を行動させようとする1つの理由付けなのね。

なかなかそれに見合った結果は出そうにないけど...。




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