色の領域〜補習2限目_黄色い絵(18)

 今日は始める前に、ひとつ訂正があります。

え〜、昨日「補習」と書くべき所を、「補修」と書き間違えていました。
何を直すんだ? と思われたかも知れませんが、私の確認ミスです!


今日はちょっと言葉が長いです。 

 さて、お気づきの方は殆どいないと思うけど、
そんな私は結構「捕囚」状態である。
.....またまたぁ〜大袈裟なぁ〜....。

勿論、「鎖につながれ牢に入れられ」
などというおぞましいものでは無く、
(お膝は痛む様にはなってるけれど)自由だ!

囚われ気味なのは、記事タイトルでの色への拘りなのである。

......え、それだけの事?
......すいません。

そんな阿呆な事を云ってるものだから、黄色いお船に警戒されてしまった様だ。
(あれ? このネタは以前に使っているわ。 あれは監視ね。)



20211221_SWC-M-YHC_060



 黄色も好き。
でも黄色は私的にはどんな感じ? って上手く云えないんだけどね......。

かなり以前に、ゴッホの向日葵を観た時の事。

外は雪が降って、新宿の美術館から見下ろす街は真っ白だった。
平日の午前、お客さんは他にいなくて、
私はずっと独占状態で向日葵だけを2時間くらい観てたの。

美術的素養なんか無い。
結局は好きかキライかが大きいんだけど、
ゴッホの絵って、写実的にはもの凄い上手な絵ではない。
当時受け入れられなかったのも解る気がする。(生意気!?)

でもさ、写真が出て来た世の中で、
写実的な事だけ求めるなら今は絵じゃ無くて良いじゃない?



20211221_SWC-M-YHC_064



「向日葵」は花の黄色だったけれど、
他の絵での黄色は「光」や「実り」だった。
なんだかそこで感じた黄色は強さや暖かさだった。
赤とは違う、湿り気のない感じの暖かさ。

若かった私が、そんな理屈を持って観ていた筈が無い。
あくまで後付けな説明だわね。

何だか鬱屈していた日々に、
ひとり雪降る街を歩いて行ってまで観た時の思いは、
今でも黄色好きな部分に影響してるのかもね。

う〜ん、やはり暗い青春かしらん?


もう一枚、黄色主体の写真を載せるべきなんだろうけれど、
私の芸術論などクドいので、手袋が良い味出してる写真で今日は終わります。

明日もう1限あるから忘れない様に。 (だから私がな....。)





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