色の領域〜補習3限目_白黒つけろ(19)

 色への拘りなどと宣っていながら、それ程色彩感覚に優れてるわけじゃないの。

デジタル化してからは、カラーを白黒仕様にしちゃうなんて普通に出来ちゃうんだけど、
銀塩時代は、カラーネガをモノクロ印画紙に焼き付けると、
どうにも鮮明さもなく滲んで見える、曖昧な出来になってた。

だから今デジタルで撮る時にも、
「コレはモノクロ用!」と考えて撮らないとダメだわね。



20211221_SWC-M-YHC_067m



 人の手で造られた、建物や車や彫像なんてモノは結構モノクロ向き。

撮ってみてから、あれ? なんか変?
そう感じるのは森とか林とかみたいなもの。 

色情報が無くなって、光と影の濃淡になっていくのに、
無くなるはずの色が、どう写るのかを考えないと上手く行かない。
漠然と全体を撮ってみましたぁ的な写真では、
ぺたーっとした感じになっちゃう。



20211221_SWC-M-YHC_080m



花とか葉っぱとか、対象物をキチッと主張出来れば良いのよね。
時折、何だか「雰囲気ありげ」な写真が撮れちゃったりもするけど、
この「何だか好い感じ」って、気を付けないとイケない。
意図してない出来を、それで誤魔化してる気がするもの。

たまには良いんだけどさぁ.....、
構図とかピントとかボケとか結構しっかりと考えないと、
再現性というモノが生まれませんからねぇ。



20211221_SWC-M-YHC_087m



 ホントはモノクロで人を撮るのが好き。
だけど、モデルさん撮影じゃないので掲載出来ないの。
(殆ど子供の写真だし、写っている他人様も、
  ハッキリと個人特定されない様に気を付けないとダメだよね。)


だから人物写真はあんまり上手くないのよね。
ブツ撮りも上手くないし、困ったものだわ。



20211221_SWC-M-YHC_006em



 さて、先日も述べていますが、
「作例」などというつもりはありません。
「こんなの撮ってみて、モノクロ仕上げにしてます。」
と云う写真を載せているのね。

余り役に立たない補習でしたね。
そうでしょうねぇ.....。(えぇ?) 

カラーで撮れる時代に、敢えてモノクロで撮るのだから、
それなりな思いを示せる様になれる事を期待します。 (....自分に。)


今回はこれまで。


*書いている途中でコンピュータ電源が落ち、全て消えました。
 思いつきで書いているので、ついさっきまで書いていた文章が全く思い出せません。
 あぁ、グダグダになっちゃったわ。 
 凄い名文だったのに! 
 
 .....そういうことにしておいて。




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#ハッセルブラッド#モノクロ#横浜#山下公園#SWC