月はその時空にいた _ (8)

 二日目は、ホテルを拠点に何処かへ....。

そんな思いは全く必要なかった様で、
ホテルのプールで昼も夜も泳げれば良い!と云う子供達なのだった。

すっかりと年老いてきた母も、部屋でゴロゴロしてるだけで良いと言う。
ご飯はしっかり食べてくれるし、頭もしゃっきりしてるので不安は無いけど。
あちこち連れ回して暑さで疲れさせるのもねぇ。



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 ナイトプールに入ると張り切っている娘の為に夕飯を早く食べ、
僕はまたまた海へと散歩に出た。
「また海なの?」
そう思われた方は御免なさい。
「まさにその通り!」

陽が沈んだ直後の西空は、少しだけオレンジ色。
空に浮かんだ月まで写すには、かなりスローシャッターになってきていたから、
ブレない様に慎重に切るんだ。

外洋に出ていく船の明かりも入れ込みたかったけれど、
露出過多で月が丸くなってしまった。 う〜ん....。



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 すっかりと暗くなってきた波を、これはもうブレていても良いね。
そう思って浜にしゃがみ込んで撮っていたら、
昨日よりも高い位置まで波がやって来て、びしょ濡れになる処だったわ。


 暫く波の音を聴いていた。
独りでボンヤリ海を見ているなんて、
随分と無かったな。 
独りが良かったなんて云いませんけど.....。 ね?



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 相方からお呼び出しの電話が来たので、
プールサイドへと向かう僕なのだった。



<こんなのでも続きます。>
  今後の更新頻度は落ちると思います。
  まぁこんな雑文なので、気が向いたら覗いてみてね。




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