観念としての痛みは必ずしも痛くない(24)_2の2

 前回触れている「●十年前」からの来訪。
当時、鎌倉によく出掛けていたので、その範囲かしらね? 
と、此処まで来たのだった。


今も存在する「称名寺」と、その近辺に在ったとされる「文庫」は、
鎌倉時代に金沢・北条氏、北条実時によって建てられたから。

前回の最初に載せた赤門には、北条氏の三つ鱗の紋が付いてた。



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 創建は1258年頃、境内は国の史跡になっている。
昔は参道沿いに多くの塔頭が並んでいたのだろうけれど、今残っているのは二院のみ。
下の写真は、そのひとつの光明院の門。
由来はなかなかなものだけど、境内はすっかり月極駐車場化してたわ.....。



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それなりに長い参道脇は、今は普通に住宅地。
仁王門に辿り着いたら、その奥に、記憶に僅かに残っていた池と橋。
あぁ、此処まで駅から歩いてきたんだよね、そう言えば。
何月に来たのかしら? 
秋だったと思うんだけど。



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 変な思い出話をした処でどうしようもないのにねぇ。
仕事でグッタリ、ブツブツ文句を繰り返してばかりいるから、
「楽しかった時」なんて振りかえってしまうのね、きっと。(?)

.....そんな事思い出してるのは自分だけって解ってるけど。

まぁね、それから幾度目かの秋がまたやって来ましたよ。




 <続く>
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