清々しい虚無がたちこめる _(5)
ワタクシ的「横須賀徘徊第一段」(?)たる、丘の上の原っぱに出た。
「海は素敵だなぁ〜」
お前は雄三さんか? と思いながら仕事仲間にメールを送った。
みんな仕事してるのに、私はシフト休みだったからね。

もうちょっと奥の方に行くと、子供が楽しめる遊具のある広場が在って、
そこから灯台への道が続いているのだけれど、
第一段での訪問は美術館訪問がメインだったから、
取りあえずこの園地へ来て、あとはボ〜ッと脱力....。

ランニングしているらしい方が行ったり来たりしている。
最初は何してるのこの人? と少々不審感を抱いてしまったが、
身体を鍛えている健全な精神の持ち主だった様だ。 (....知らんけど)
他にすれ違ったのは3組程。
みんな先輩なのね。
先輩方はホントに元気だねぇ。
一応、若輩者(私)も「足が痛い膝が痛い」と云いながら、頑張って歩いてるでしょ?
いや、褒めてくれとは云わんが、少し優しくしてね。 (だから誰に言っている?)

鳶がピーヒョロ言いながら上昇してく。
結構近かったのに、小さくしか写らないのね。
何を隠そう、
寄れないモノは大きくならないカメラを持ってきたのは
紛れもなく私だ!
(.....隠してないか。)
しかしこれ、下の方に薄く写ってる海をもう少し入れて、
せめて80mmで撮ってれば少しはカタチになったかしらね。
う〜ん.....、散歩にハッセル2台持ちしたくないの。

この空と海と森だけの原っぱ、ほぼ独り占め。
色んな事を考えて、無駄が詰まっていた心が、ふっと空白になる。
贅沢なひととき。
さて、第一目標が此処だったから、これでお終いかしらん?
いえいえ、流石にこれで終わらない。
展開を何も考えてなかっただけなんだけれど....。
<更に続く>
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