少年時代の思い出から得たもの
先日義母が亡くなってから、娘さんは唯一残ってくれている我が老母に、
やたらと逢いたがるんだけど、私の休みは平日なので、なかなか機会が無いの。
小学校を1日くらい休んでも良かろうとは思うんだけど。
我が老母もあと何年元気でいてくれるのかな?
そこに至るのが緩やかな坂なのを願ってはいるけれど、
それが「何時」なのか判らないものねぇ。
てなことで、我が亡き父親の思い出的な話。

私の実家では、年末になると、お正月のお餅つきをしていたの。
古い臼と杵と蒸籠窯等々があって、小中学生の私は蒸籠窯の火の担当だったわ。
親戚に配ったり、欲しい方に売ってもいたので、
結構な量をついていたから、米状態から捏ね始めると大変。
そこで、1枚目の写真の「味噌切機」という機械を使ってたの。
(本来は茹でた大豆を潰して擂り身にしていく機械ですな。
因みに、ずっと家に存在していたこの機械の名前を、
写真で確認するまで解ってなかったんだけどね.....。)

田舎でも餅つきなんてしない家の方が既に多かったし、
臼と杵なんて貴重品でしたけど、確かこれは昭和30年代製だったかな?
古くからの旧家でも何でもない家だけど、そういうモノをギリギリまで使っている家でしたわ。
(お風呂もずっと薪で焚いてた様な家で、ワタシャ御蔭で薪割りが得意。)
近所の親戚が手伝いに来てくれて、ドンドンついていく。
この頃の我が父親は、食道癌になった時の抗癌剤使用で腎臓を痛めてしまい、
透析しながら頑張っていた日々。やっぱり杵を振るうのは出来なくて、
その分お餅をひっくり返してるの。 やらんでも良いのにさ。

熱々のつきたて餅を枠に伸して行く。
冷えて固まったら、適当な大きさに切っていく。
相方さんと倅さんも手伝ってました。
(これが最初で最後の餅つき参加になっちゃったの)
1cmくらいの厚さ・10cm〜15cmの長さに切ったものは、
油で揚げると「かき餅煎餅」になるので、
正月から春先までのおやつはずっとそれだったわ。

我が父は、最後は結局癌が再発して亡くなったのだけれど、
(その辺の話は以前も書いてますけどね_記事No,275)
この長く続いた餅つき行事もそれで終しまい。
家を出て好きに生きてきた私には、何も言えません....。
ただ自分の家で餅米を作って・ついて・食べてって、今思うと「間違いの無い贅沢」
もう経験出来ない事になっちゃったんだねぇ。
<今日はこんな思い出話をしてしまいましたぁ!>
やたらと逢いたがるんだけど、私の休みは平日なので、なかなか機会が無いの。
小学校を1日くらい休んでも良かろうとは思うんだけど。
我が老母もあと何年元気でいてくれるのかな?
そこに至るのが緩やかな坂なのを願ってはいるけれど、
それが「何時」なのか判らないものねぇ。
てなことで、我が亡き父親の思い出的な話。

私の実家では、年末になると、お正月のお餅つきをしていたの。
古い臼と杵と蒸籠窯等々があって、小中学生の私は蒸籠窯の火の担当だったわ。
親戚に配ったり、欲しい方に売ってもいたので、
結構な量をついていたから、米状態から捏ね始めると大変。
そこで、1枚目の写真の「味噌切機」という機械を使ってたの。
(本来は茹でた大豆を潰して擂り身にしていく機械ですな。
因みに、ずっと家に存在していたこの機械の名前を、
写真で確認するまで解ってなかったんだけどね.....。)

田舎でも餅つきなんてしない家の方が既に多かったし、
臼と杵なんて貴重品でしたけど、確かこれは昭和30年代製だったかな?
古くからの旧家でも何でもない家だけど、そういうモノをギリギリまで使っている家でしたわ。
(お風呂もずっと薪で焚いてた様な家で、ワタシャ御蔭で薪割りが得意。)
近所の親戚が手伝いに来てくれて、ドンドンついていく。
この頃の我が父親は、食道癌になった時の抗癌剤使用で腎臓を痛めてしまい、
透析しながら頑張っていた日々。やっぱり杵を振るうのは出来なくて、
その分お餅をひっくり返してるの。 やらんでも良いのにさ。

熱々のつきたて餅を枠に伸して行く。
冷えて固まったら、適当な大きさに切っていく。
相方さんと倅さんも手伝ってました。
(これが最初で最後の餅つき参加になっちゃったの)
1cmくらいの厚さ・10cm〜15cmの長さに切ったものは、
油で揚げると「かき餅煎餅」になるので、
正月から春先までのおやつはずっとそれだったわ。

我が父は、最後は結局癌が再発して亡くなったのだけれど、
(その辺の話は以前も書いてますけどね_記事No,275)
この長く続いた餅つき行事もそれで終しまい。
家を出て好きに生きてきた私には、何も言えません....。
ただ自分の家で餅米を作って・ついて・食べてって、今思うと「間違いの無い贅沢」
もう経験出来ない事になっちゃったんだねぇ。
<今日はこんな思い出話をしてしまいましたぁ!>
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