浜辺から斷崖への坂をのぼつて _(7)

 フルタイム勤務日は、朝9時から夜10時半。
帰宅してホッとしてると、日が変わってしまう。
それで次の日もまた朝9時出社なので、.....寝るしか無いの。
ボヤキだわね。


 さてさて、行き着いたかと思った小さなお堂の奥の斜面を見ると、
何とも頼りなげな、手作り感溢れる鉄パイプ製の手すりがあった。
作られている階段は、全て斜めに傾斜がついてしまって、殆どスロープ状。
でも、その最後の傾斜を登れば、本当の奥宮に辿り着けるのね!?



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 赤い鳥居だ!
この高台は、地図の等高線を見ると70mあるらしい。
海岸から上ってきたので、まさにその分だけ上がってきたわ。

今回はSWCではなくて、503CXに50mm基本だったので、
狭い台上では余り広角には撮れなかったのだけど、
台地の頂に石を積み上げた塚を作ってあって、
浅間神社の名の示す通り、「富士山信仰」なのね。

.....すっかり木が生い茂ってしまっているけれど。



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この塚が御神体と云えば御神体かしら?
塚の中腹と、手前には小さな石の祠が置かれてる。

またまた少なくてスミマセンけど、お賽銭を入れて御参りを。

立派な社殿なんか無いけれど、地元の人々が大切に信仰してきた場所。
そこにちょっとだけお邪魔させて頂いたの。




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 鳥居の写真の右手にも柵が作られているでしょ?
塚の右手の手すり沿いを通って奥に行くと.....、
残念ながら茂りまくった木々で絶景を拝む事は出来ないのね。

この柵の先は何かというと「崖」だから!
だから「木を切り払って」なんてとても言えたものじゃないわ。



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もしも視界が開けていて、本物の富士山が見えたりしたら、
また登りに来ちゃうんだけど....、やっぱりちょっと残念ね。


 さぁ、無事に目的を果たした(?)ので戻るよ。
鳥居を正面から撮れなかったのは、御宮側から見ると解るけど、
急斜面だし木は生えてるしで場所が無いから。
下りるのは鳥居の右下側へ。
勢いよく行くと滑落します! ホントです。



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 何がテーマなのか解らなくなってきている今回の徘徊シリーズ。(いつもの事?)
「アニミズム研究の対象として日本に於ける云々」
......否、全くそういうの無いからさぁ。

はい、次は海に戻りまぁす。


  <いい加減とお思いでしょうが、続く>






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