心の底に静かな湖を持つべきだ _(1)

 数ヶ月に1度だけれど、千葉県の片隅に住む母親を訪ねる。

アクアラインを抜けてそのまま直進し、圏央道を進んで行くと、
途中に唯一在るPAが高滝湖PA。
店舗用地らしきものは整備されているけれど、多分採算が取れないからかしら、
トイレが在るだけで、自販機さえ置かれていない駐車場だ。

裏手の高台が展望台になっていて、
そこから見えるのが、1990年に造られた高滝ダムによって出来た高滝湖

そんな、いつも通り過ぎていた風景の中にある美術館へと行ってみた。



Ichihara_907_0002m_1200



 「市原湖畔美術館
1995年に開設された展示場を改修して、2013年にリニューアルオープンしたそう。

昼前に着いたら、車が数台。
平日だから、それ程の人混みもないだろうとやって来たの。
案の定、館内は他に女性が1名居るだけで、まるで貸切みたいだった。

横須賀美術館もそうだったけれど、駐まっていた車の大半が、
併設されているレストラン(PIZZERIA BOSSO)へ食事に来られた方の様だった。
.....勿論、拝観後に食事に入った方も居るはずだけど。


 館内の展示物は当然ながら殆ど撮影出来ないので、
(それにしても、学芸員さんらしき方が殆ど見られない。)
「撮影可能エリア」と指定された場所で、Mマウントレンズを着けた邪道な907Xでパチリ。



Ichihara_907_0001m_1200



....う〜ん。
どうも縞々な画像(なんて言う症状だっけ?)になってしまって、駄目ダメなのね。 
なのでiPhone取り出してパチリ。 
.....そっち方がキチンと撮れるって何なの!?

展示室はそれ程広いわけでもないので、
拝観してから、エントランス側のオブジェをパチリ。
Googleマップで見たら、皆おんなじように撮影していた。
.....まぁそんなモノよね。


 湖の方へ行ってみる。
大きな塔が建っていて、「藤原式揚水機」と書かれていた。
展望塔だと思って行ったのだけれど、立ち入り禁止のテープが半分千切れて風に吹かれてた。



Ichihara_907_0003m_1200



間違いなく展望塔として造られたオブジェだったのだけれど、
今現在は立入禁止になっているみたいでちょっと残念ね。


 此処までの写真はカールツァイスの「C-Biogon 21mm/f=4.5 ZM」で撮ってる。
懸念していたのだけれど、フルフォーマットで撮ると四隅がケラレてた。
それから、カラーだと外側に向かってマゼンタ色が強く出て、全く美しくない

「1:1 = 6×6サイズ」 「モノクロ仕上げ」
そう割り切って使えば問題は無いかもしれない。
そこでフィルム調モノクロ加工にて載せてみたわ。

.....しかし、厳密に言えば他にも問題が!
その辺は次回にて。



 <続く>





関連記事
スポンサーサイト



#ハッセルブラッド#CFVⅡ50c#907X#美術館#市原湖畔美術館#千葉県#房総半島