白黒奈良〜NaraChrome _(3)

 予め言っておくけど、お洒落な写真は無い。(断らなくてもお判り?)

勿論、奈良の裏路地は、好い感じな街がチラホラ残ってるけど、
そこを、アツイアツイ云いながらフラフラ歩いてる徘徊者(私)が、
思いついた様にパチリパチリと撮ってるだけだもの。
好い雰囲気なら、それは街の御蔭よね。

お店として営業しているお宅もあるけれど、普通に生活されているお宅もある。
他人様の家を撮りまくるのって、なんか変なんだけどねぇ。



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中まで入り込むわけでは無いし、住人の方々はもう慣れてらっしゃるかもしれないけど。
「スイマセンが撮らせてね」の気持ちは持つ様にしてるの。

京都とか、奈良とか小江戸とか、そういう景観を意識しつつ住み続けていくのは、
なかなか大変な事だとは思うけど、自慢できる事なんですからね。
或る意味、感謝してるんだよ。 (ホントだよ)



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そして、こういう路地には適度な静かさが似合うでしょ?
ゾロゾロ・ザワザワと歩く喧しい人達に占拠されだしたら、
もう私はギブアップして遠ざかるしか無いんだ.....。
(鎌倉はそれっぽくなっちゃったね....)

あんまりそういう方々はやって来ないから、
今の処は宜しいんじゃないかしらん。



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入り口の脇の灯。
陶器の傘にガラスの細工に電球。
う〜ん、これもカラーの方が折角の色合いが.....。

銀塩ハッセルでも、フィルムバック交換で、カラーも白黒もイケるんだから、
それにならってどっちでも良いじゃん! デジタルで撮ってるんだし。

.....そう思ったけれど、やっぱり取りあえず「白黒」ね。
一応撮ってる時に、今回は「白黒だかんな。」
意気込みだけはそう思いながら撮ってたからな。
 (最後までに妥協するかもしれないけど)



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 もうさ、このまま奈良の町家を見ながら適度にフラフラして帰ろうかしら?
そう思い始めてた。
以前にも訪れている、所謂「ならまち」と呼ばれる路地を散歩して戻ろうかなって。
兎に角、騒々しいのが嫌なら、仕方ないでしょ。

でも、私は
「どうしても彼処だけは行きたい....。」
そう覚悟を決めて進んで行く事にしたのだった。



 <続く>



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