上がったり下がったり

以下、ホントに長いです。先に謝っておきます。

 昔話なのですけど、大昔じゃない話。
「新宿西口・駅の前〜」などという店は、
すっかり電気&何でも屋さんだけど、ホントに「カメラ屋」だった。
だからワンフロアー全面が、フイルムと現像用品で埋もれていたのに、
今フイルムは、レジ脇に煙草でも置いてあるのかと思う様な扱いで哀しくなる。
プロからしてすっかりデジタル化してしまったしね。
当たり前だけど、仕事なんだからね。

このまま何時か終了〜になるのも仕方ないのかな?
と思うのだけれど、レコードもカセットテープも辛うじて残っているのを見ると、
きっとマニアックな方々はまだまだ居てくれて、
お金と手間暇は掛かるけれど、細々とながら続けていけるのかしらね?


アップダウン


 で、やっと写真に繋がるのだけれど、まず左の本。
最初にハッセルに手を出した2003年時に丁度発売されていたムック本。
まだまだネットも今程便利で快適じゃ無かったから、かなり参考になった。
値段を見たら¥1,500円。
まぁそんなモノでしょ?
と、思ってたら、ネットで本など探してた時にこれが出てきて、
「?!」となったよ。「あれ、これワタクシも持ってるな〜」なんて呆けてたけど。
壱万円位の値が付いていて吃驚しましたよ。
...う〜ん、持ってるから云うけど、
「そこまで出して買うモノか?」 という処ですけどね。

次に右にあるコンタックスのT3。
これは丁度10年位前に中古で購入した。
その時既に生産中止になっていたので、
3台あるうちの一番良かろうモノを購入。¥70.000位だったと思う。
これも店によるのだけれど、綺麗なモノは倍以上になっている。
原宿にある小洒落た某店なんて、¥200,000ですってよ。

確かに良く写るけれど、これを今更その値段で買うのか? と云うと躊躇する。
更に10年経ってしまっている電気で動くカメラだよ?


 いや〜でもさ、それでも購入する人々と云うのは、
そこまでして銀塩で撮る事に楽しみや生きがいを見いだしてくれてるんだよ。
趣味性やこだわりを否定するワケにはいかないし、
かく言うワタクシも突っ込まれどころ満載だしなぁ。

 上がった自慢かよと思ったところでの最後ですが、
最初のハッセル(500C/M)は直ぐに手放して、中古のM6Classicを買ったんだった。
で、まぁたハッセルが欲しくなって買ったのが写ってる503cx。
503は他と比べて安いし、そんなに綺麗で無くて良いと言う事でこれにしたのだ。

判る人には判りますが、ポラパックが付いてますね?
ポラロイド写真が撮れるという、...デジタル時代では今更なのだけれど。
これ、前のビューファインダーNC2では
(今は無き、購入店のHPでは出来ると書いてあったのに)付けられなかった。
PME-45だと付けられましたよ。
じゃぁポラ写真を撮る?
となると、10枚撮りのフィルムが¥15,000とか書いてあるんですよ!
1枚¥1,500のインスタント写真?
アレ? 数年前から逆輸入になっていたとは云え、5パック5千円位じゃ無かった?
...我が家に、未使用・賞味期限切れのが2パック残っている。
ちゃちゃっと撮って、このポラパックを売ってしまおう!と思ったら、
これは流石に十分の壱の¥1,000台からになってしまってました。
そりゃそうだよね、流石に。


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#銀塩カメラ#カメラ#ハッセルブラッド#T3